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歴史文化学科の学生が「歴史文化フィールドワーク」(学外授業)で兵庫県立美術館と神戸ファッション美術館に行ってきました。6/16(土)

2018/07/03

歴史文化学科では、1回生の必修科目として、学外での「歴史文化フィールドワーク」を実施しています。6月16日(土)は、今年度3回目のフィールドワークとして、神戸市を訪れました。歴史文化学専攻の院生もTAとして同行し、学生たちの指導をサポート。

まず、兵庫県立美術館を訪ね、開催中の「プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光」を見学しました。この展覧会では、世界屈指の美の殿堂として知られるスペイン・プラド美術館所蔵の名作70点が紹介されています。17世紀スペインの巨匠ベラスケスの絵画が7点も見られる貴重な機会でもあります。

見学を始める前に、兵庫県立美術館の飯尾由貴子さんから、展覧会の見どころをうかがいました。

飯尾さんには、出展作品の解説にくわえ、スペインの歴史・美術館のコレクション・画家ベラスケスについても丁寧に説明していただきました。お忙しいところ、本当にありがとうございました。

真剣に拝聴し、メモをとります。

いよいよ、展覧会場に入ります。

会場では、「思ったより大きな絵で迫力がある!」「静物の描写がすごくリアルで本物のようですね」といった声があがります。

学生には、小課題として配付したワークシートを片手に見学してもらいました。

「印象に残った作品と、その理由を書いてください」という問いには、さまざまな作品が挙がりました。たとえば、ヤン・ブリューゲル他による《視覚と嗅覚》については「事前授業のスライドで見たが、実物は印象が違うので凄いと思った」「絵の中に描かれた絵画と小物の細かさや、女性の服の柔らかさ・つやの表現が好きだと思った」といった感想が出ました。ペーテル・パウル・ルーベンス作《アンドロメダを救うぺルセウス》については「光と影の使い方がとても上手で、身体の凹凸が飛び出てくるように感じた。輪郭が鮮明で写真みたいだった」、ベラスケス作の《王太子バルタサール・カルロス騎馬像》については、「小さいのにナポレオンのように勇ましい感じがして格好よかった」などの意見がありました。

作品と向かい合い、じっくり観察することで、よい「出会い」があったのではないかと思います。

昼食後は、神戸ファッション美術館へと向かいました。

この美術館では、特別展「大正ロマン昭和モダン―竹久夢二・高畠華宵とその時代―」と、常設展「数字で見る神戸ファッション美術館」、そして付属ライブラリーを見学しました。

特別展では、竹久夢二や高畠華宵の作品を中心に、大正から昭和初期の30年間に栄えた新しい大衆文化について学ぶことができました。また、常設展では、18世紀から現在までの西洋の服飾の変遷が示されていました。

実物のドレスがとても華やかです!

また、ライブラリーでは、服飾に関する貴重な図書やDVDなどの資料を見学しました。

学生のコメントを抜粋しましょう。

「時代別に多くの種類のドレスを間近で見ることができ、時代のニーズに合わせて作られていたことがわかった」「フランス革命前のローブ・ア・ラ・フランセーズと大きく盛った髪型がとても印象的だった」「ライブラリーでは、世界に9冊しかない本を見ることができて嬉しかった」「高畠華宵の描く絵は、淡い色彩で手のしなやかさなど女性の優美さが感じられた」など。

今回のフィールドワークでは、多くの展示品を見ることができました。何ものにも代えがたい、貴重な体験だったと思います。

美術作品だけでなく、その背後にある歴史や文化についても、多くの発見があったのではないでしょうか。一日、お疲れさまでした!

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