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New Face !! 学生記者Hina子が行く!≪防災訓練in富田林市≫ 1/17(日)

2016/02/09

平成28年1月17日(日)8時30分から富田林全域で総合防災訓練が実施されました。本学からは、Team Y.A.O.委員長の佐々木紅実さん、比嘉ひな子さん、新堀豊さん、大学職員の方が参加しました。
当日は、本学にて大学センター入試が実施されていることもあって、4号門からの出発となりました。
訓練の内容は、6分間で避難先の富田林市立錦織小学校講堂へ行き、最寄りの避難所までの経路を確認しながら、避難路における危険個所も確認するというものでした。「本当に地震が発生したらこの場所は危険だよね、、、」等、寒気が厳しい町中を大学職員の方といろいろな話をしながら、真剣に避難行動をしました。その後、市役所の担当者の方々から災害備蓄品の説明や防災に関するビデオが上映されました。

近い将来、発生すると言われている南海トラフ地震。富田林市市民だけでなく全国民が意識しなければいけません。いつ・どこで・どんな時に地震が発生するか、私たちは予測できません。そのため、訓練を重ねて備えなければならないのです。また、南海トラフだけでなく、大震災が発生した際は、各家庭や職場・学校等でシェイクアウト(自分のいる場所で自分の身を守る行動)を行い、最寄りの避難所まで非難することが重要となってきます。 地震発生時は、各家庭で自分の身を守る行動をして、火の元・戸締りを行い、隣近所に声をかけ避難所まで非難します。そして、安全を確保するためのポイントがいくつかあります。「地震の揺れが収まるまでは火を消しに行かない」、「外に出ようとしない」、「避難する際は狭い道を通らない」などです。今回、今まで知らなかった防災の知識をたくさん得ることが出来ました。この学んだ知識を私自身も生かしていき、私の友達・家族にも伝えていきたいと思います!!

今回の訓練について、参加した3人で話し合いをしました。「防災無線スピーカーの案内アナウンスが聞こえにくい」「せっかく記帳しているのなら、避難所に集合した人が上手く町会ごとに整列したらいいのになぁ」等、改善点・改良点が多く出ました。こういった点が見えるのは、訓練を体験して初めて分かることなので、やはり日頃からの備えや訓練は大切だと改めて実感しました!

さらに驚いたことがあります。災害時の備蓄品はすごく高性能であることです。今まで災害備蓄品に触れる機会がほとんどなかったこともあり、初めて目にする物が多く、中でもトイレは軽くて持ち運びやすく、座っても壊れずしっかりとした作りで驚きました!

それぞれの内容説明が終了した後、講堂から外に出てみると錦織地区自主防災会のお母さま方が、炊き出しで『とても美味しい炊き込みご飯』を作ってくださっていました。みんなで味わっていただきました!!すごくおいしかったし、嬉しかったです!!ありがとうございました(*^-^*) (最新の、お湯で作る「ごはん」のクオリティが高くて驚きました!!)

訓練全体を通して感じたことは、「自助」「共助」「公助」という言葉が特に印象的でした。「自助」とは、自分自身の身を助けること。「公助」とは、家族、企業などの地域のコミュニティで共に助け合うこと。「公助」とは、行政による援助や支援のことです。例えば、災害が起きた時のために、事前に避難グッズや非常食を用意したり家具の転倒防止対策をしたりすることは、自分を守る行為である「自助」です。自助は、防災の基本です。しかし、自分自身で避難することが困難な子どもや年配の方などは、助けが必要です。そこで、町内会や自治体などの小さなコミュニティで繋がって、助け合うことが「共助」です。そして、災害発生時は、誰が避難していないのかをすぐに把握できなければなりません。災害が起きた時、国民の生命や安全を守るために、国や地方公共団体が救助活動や避難所の開設、救援物資の支給などを行うことが「公助」です。

最後に、阪神淡路大震災から21年が経ち、高年齢化によって震災関連の復興記念行事がピークから半減となっている現状であります。風化しないように各々がいずれも意識を持って対応していかなければいけないと再認識できた訓練となりました。

Team Y.A.O. 学生記者 比嘉ひな子

 

 

 

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