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「教員採用試験」に合格しました!!2013 Vol.10 [人間社会学部 人間社会学科4回生 -倉本さん]

2013/12/18

教員採用試験合格学生インタビュー第10回は人間社会学部人間社会学科 健康スポーツコースの倉本さんです。

「大阪府中学校・保健体育」教諭合格おめでとうございます。
ありがとうございます。正直、合格できるとは全く思ってなかったので、嬉しいです!私はずっと勉強ができなくて、母に“あなたが合格したことで色んな人が希望を持てるよ”と言われたくらい。合格を知った先生方からも“意外だった”“びっくりした”と声をかけられました(笑)。

教師をめざしたのはいつ頃からですか?
中学校でいい先生にたくさん出会ってからですね。小学生のときは、よく怒られたこともあって学校が嫌いで、あまり熱心に通っていなかったんです。それが、中学でもバスケットボール部顧問の先生によく叱られたんですけど、私のことを思って言ってくださっているのが伝わってきたんです。めちゃくちゃ厳しいけれど、愛がある。おかげで高校もバスケットボールの強豪校に進学し、最終的にはキャプテンを務めることができました。
その他の先生もいい方ばかりで、特に生徒指導を担当されていた先生にはとてもお世話になりました。卒業式でその先生と校長先生に「先生になって(中学校に)戻ってくるから」と言ってしまったこともあって、これは引き返せないな(笑)と。

今でもその中学校とは縁があるんだとか。
ハイ。主に土日だけですが、バスケ部の練習指導に通っています。教育実習もそちらで行わせていただきました。6月だったので“体育”は水泳で、それはなんとかうまく進められたのですが、やはり“保健”は難しかったです。初めての授業では準備していた内容で20分も余ってしまって・・・めっちゃ焦りました。指導教諭の先生は、後ろから黙って私を見ているだけで特にアクションもなくて。
結局はなんとか一人で切り抜けることができましたが、“どうして何もしてくれなかったのか”と少し不満に思ったりもしました。あとで、「自分でなんとかできると思ったからあえて口を出さなかった」と聞かされ、見守ってくださったことに感謝しました。

教員採用試験対策の勉強についても聞かせてください。
勉強は、基本的に家でしていました。私には看護専門学校2年生の妹がいて、姉の私が言うのもなんですが勤勉で優秀なんです。毎日家で勉強している妹に半分叱られ励まされ・・・。一人ではとてもできなかったと思います。おかげで、この6月~8月にかけては、自分でもかなり本気と言えるくらい勉強しました。母親からは「そんなに(勉強)しなくてもいいんちゃう?」と言われたほどです。

なかなかユニークなお母さんですね。
小さい頃から、母だけでなく父にも、「勉強しろ」と言われたことは一度もないんです。ここだけは押さえておけ、というポイントには厳しかったですけど、基本的にやりたいことはやらせてくれる。今回も、今年の採用試験に不合格だったとしても、私が希望すれば何回でも(=何年でも)やらせてあげようと思ってくれていたそうです。



そのご家族が今の倉本さんの“パワー”の源なんですね!
もう、私、家族愛が強すぎて・・・結婚できないかも(笑)。家族よりも他の人を好きになれるか今のところ自信ないです。(写真はご親戚の結婚式出席の際に撮影した倉本家。掲載快諾いただきました!)

       
家族の皆さんのご意見も伺ってみたいところです(笑)。さて、最後にどんな先生をめざしているか教えてください。
子どもたちと保護者と地域の信頼関係を大切にできる先生になりたいと思っています。また、自分自身も学び続け成長できるような先生をめざしています。私は、先生に一番必要なのは“人間力”だと思います。さまざまなトラブルを自分の力で切り抜ける力をこれからも身に付け、子どもたちと一緒に成長していきたいです。

人が好き!な気持ちがまっすぐ届いてきました。その明るさとパワーで、子どもたち・PTA、周りの人たちを魅了し、元気にしてください。楽しみにしています。


←学外で活動中のバスケットボールクラブチームのオリジナルユニフォーム。
  クールですね☆

 

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